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  2014年07月17日

<No 216>

■住まいと通勤

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最近、不動産情報サービスのアットホーム(株)が調査した、「通勤の実態調査2014」の結果を公表されました。対象は1都3県在住で都内に勤務する子持ちのサラリーマン583人、とのこと。

その結果、自宅から会社まで片道の平均通勤時間は58分と出ました。住居タイプ別では一戸建てが60分、マンションは56分ほどかかるとのこと。自宅から最寄駅までの平均徒歩分数は一戸建てが14分、マンション10分と差が付きました。
また、通勤時間の「理想」と「限界」について聞くと、「理想」が35分、「限界」86分という結果に。また、通勤時間を有意義だと感じている人は27.1%。苦痛だと感じている人は35.7%。さらに、住宅購入の際に通勤時間よりも優先したことについて聞いたところ、一戸建て購入者の73.0%が「一戸建てであること」と回答し、マンション購入者については、「広さ」が38.9%となり最多となりました。

時間はみんな同じ分だけ流れているので、有意義に使いたい。改めて認識させられました。

   

  2014年07月07日

<No 217>

■動物と暮らし

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人にとって最も親しみのある動物に、犬は必ず挙げられます。古くから人と犬の関係は長く、救助犬や盲導犬など様々な人の生活を手助けしてくれる良きパートナーと言ってもいいかもしれません。

そんな犬との生活をもっと深めていこうとしている、ユニークな団体が先ごろ発足しました。その名も「犬と住まいる協会」。とある統計によると、首都圏では1990年頃はペット飼育が認められているマンションは7%だったのに対し、2010年では80%まで増加したそうです。この間、ペット市場は兆単位の経済効果を生むほどになったと言われています。ところが、そんな背景がありながら、ペットと住むための住宅市場はなかなか伸びなかったようです。犬と暮らすためのアイデアや工夫が住宅に取り入れられなかったり、そのような面でのエキスパートが不在だったためです。

同協会は、人と犬が快適に過ごせるための建築やインテリアなどの専門家を育成することを目的としている、とのこと。将来的に具体的にどんなことをしていくのか、興味深いチャレンジです。



※参照 一般社団法人「犬と住まいる協会」
http://www.inusuma.org/

   

  2014年07月01日

<No 218>

■「重要事項説明書」のIT化検討

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現在、国土交通省では、「ITを活用した重要事項説明書等のあり方に係る検討会」が開かれています。アメリカでは、不動産取引の際に半数以上が電子サインを利用している、とのデータがあるそうです。

重要事項説明書は、売買・賃借・委託契約に関して契約に関する重要事項を消費者に対し説明することです。それをIT化して、重説の録画保存をしたり、消費者・事業者双方の時間やコストを省き取引自体の効率化が図られたり等が可能とのことです。とは言え、賃貸と売買では取引が様々異なる事から、IT活用の課題もあるとのこと。

遠方の方を相手にすることが容易、手間がかからないなどかなりメリットもありますが、直に対面して説明をする・受けるという習慣も大切なことだなぁと改めて考えさせられる問題です。日頃から重説のことを考えながら、今後の動向に注目していきたいと思います。

   

  2014年06月23日

<No 219>

■住宅選びも「試着」の時代?!

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先日、大和ハウス工業株式会社より、戸建住宅のバーチャル体感施設「TRY 家 Lab(トライエ・ラボ)」がオープンしました。

頭にディスプレイを装着すると、目の前の映像には完成後の家が映し出され、自分がその中で動き回ることが可能という画期的な方法です。映し出される映像では、床のカラーや間取り、内装を変えたり、季節や時間帯による陽射しも変えることができるということ。こうした体感型施設の導入は国内初だそうです。

これがもっと発達していけば、設計者側とお客様側のミスマッチも減り、家を建築する前により具体性を持った計画ができそうですね。加えて、住宅付近の道路や施設などを表示できるようになったらかなり面白いなぁと思います。



※写真はR.E.port様より
( http://www.re-port.net/topics.php?ReportNumber=37730 )

   

  2014年06月17日

<No 220>

■アップル社の新社屋

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故スティーブ・ジョブズ氏がiPhoneやiPadを生み出したアップル社。そのアップルがカリフォルニアに新しい本社を建設するという計画があります。東京ドーム約6個分、約28万uの大きさで「宇宙船」と呼ばれている巨大円形ビルが建設されるとのこと。

設計を手掛けるノーマン・フォスター氏によると、約1万2千人の従業員が働くアップル社はまるで大学のようなのだ、とのこと。円形状に複数階の建物にすることで、真ん中をプライベートな空間にしたい、とおっしゃっています。また従業員用のジム、そしてジョブズ氏の話し振りが印象的でしたが、プレゼンテーション用の建物の計画もあるようです。さらに新社屋では「縦方向ではなく、横方向への移動方法が重要になる」とのこと。

革新的な企業らしく、たくさんのアイデアが有機的に絡むような建物になりそうですね。完成したら、一度は生で観てみたいものです!


※写真はGIZMODE 様より拝借しております
http://topics.jp.msn.com/digital/gizmodo/column.aspx?articleid=3631520